【ブロッコリーでニッコリー!】2月19日は二十四節気における「雨水(うすい)」の時期です。今まで気温が低く雪が降っていた時期から気温が徐々に上がり雪も雨に変わる時期になることから、この名前が付けられました。また、雨水の時期は農業の開始の合図や雛人形を飾ると良縁に結ばれる日とも言われているそうです。暦上は徐々に春が近づいていますね。 しかし、寒い時期も続きます。雨水の時期は春一番が吹く時期とも言われており、寒い日と温かい日が交互にやってくる三寒四温の時期でもあるため、体調には注意が必要です。今回は少しでも春を感じていただけるように、これから春に向けて食べたい食材であるブロッコリーをご紹介します! ブロッコリーは、豊富な栄養素がたっぷり詰まっている食材です。五臓の機...19Feb2019漢方春の養生養生食養生
【生薬の不思議なお話し 桜篇】立春も過ぎ、暦上は「春」となりましたね。ただ、明日は首都圏では雪予報が出ていたりと、まだまだ春は遠い・・・。寒暖差で体調を崩されていないでしょうか。春が待ち遠しい!そんな時は象徴でもある「桜」の写真を見て、寒さに耐える気持ちから、パァっと気持ちを晴れやかにしたいですね(*^_^*08Feb2019漢方冬の養生漢方入門漢方薬・生薬
【おうちに居ながらスキー気分♪おすすめの体養生】立春も終わり、暦の上では春とはなりますが、まだまだ寒い日が続きますね。今回は“冷え”対策にもいい、家の中でもできる体操をご紹介したいと思います。【“冷え”に運動がいい理由は?】「熱」は主に筋肉や肝臓で作られています。特に筋肉は、体を動かすことによってたくさんの「熱」を作ることができます。また、運動は血液の巡りを良くする効果があります。血液が全身に「熱」を運んでいくので、からだを動かすことは“冷え”対策に大切なのです。【すいすいスキー体操】この体操はスキーのストックを動かすような動きで身体全体を動かす有酸素運動です。また「第2の心臓」とも言われるふくらはぎを動かすことで、血行が改善されるため“冷え”に効果的です。【やり方】1、椅子に浅...05Feb2019漢方冬の養生養生体養生
【節分に豆をまくようになったのはなぜ?】来る2月3日は節分ですね。皆さんはその節分の由来をご存じでしょうか?節分とは本来、「季節を分ける」つまりは「季節の変わり目」のことを意味します。そのため「立春、立夏、立秋、立冬」のそれぞれの前日を節分と言い、元々1年に4回ありました。その中でも、厳しい季節を乗り越えた後の「立春」は1年の始まりとして特に重要視され、次第に「立春」の前日のみを指すようになっていきました。そのため、現在では「節分」といえば立春(毎年2月4日頃)の前日である2月3日頃を意味するようになったのです。29Jan2019漢方冬の養生漢方入門心の養生
【お風呂での「ヒートショック」にご注意を!】大寒が過ぎ、いよいよ本格的な寒さがやってきました!でも、「去年よりは寒くないかも?」と、今年は暖冬ではないかと感じる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、暖冬だからといって油断は禁物です。22Jan2019漢方冬の養生養生養生薬湯体養生
【輝く人:大木敏郎さん 64歳(取材当時)】大木さんは、唐津周辺の海ではその名をよく知られたサーファーです。若い頃から、毎週欠かさずに、唐津の波に乗り続けてこられました。そんなサーフィンを心から楽しんできた大木さんですが、実は一度、脚の筋肉を切ってしまったこともあるのです。「不安でしたね。ダメかな?って思ってました。終わりかな?って。」と、不安になりながらも、「いや絶対やってやる。って少しずつ少しずつ克服していったんです。」そういって、笑顔でサーフィンを続けている今。「すごいやった!って言う感じですね。筋肉は復活すると思いますよ。 身をもって自分はそれを体験してますから。年齢は関係ないですね。」いくつになっても輝き続ける人は、いくつになってもあきらめない、自分を楽しむことを知...18Jan2019漢方筋肉・筋力養生長白仙参
【大寒の水が薬に!?】1月20日は大寒(だいかん)です。大寒は文字の通り「一年の中で最も寒い時期」と言われています。そして大寒の時期には「寒仕込み(かんじこみ)」と呼ばれる作業が行われることがあります。寒仕込みとは、この寒さを生かして味噌や醤油、日本酒などの仕込みを始めることからその名がつけられています。気温が低い時期の水は雑菌が少ないと言われているため、長期保存する食材を作るのに向いていることから行われているそうです。その中でも、小寒 (2019年は1月6日)から9日目に汲む「寒九の水」は薬になると言われるくらい良質と言われており、地域によっては寒九の水を飲むことで胃腸の働きを整え、健康になるという言い伝えもあるのだとか。15Jan2019漢方冬の養生養生
【新年会シーズンに嬉しいレモンの意外な効果とは・・・】忘年会に新年会・・「ちょっと胃が疲れているかも」と感じている方いらっしゃいませんか?私も正月はお節料理にお雑煮、そしてお酒。いつもより贅沢な食卓だったので胃が疲れているのか、消化のいい軽い物が食べたいなァと感じています。さて、この様なお悩みの方へ、今日は嬉しい情報をご紹介します。今が旬とされている果物『レモン』。柑橘類の中でも、爽やかな強い酸味がありますが、ビタミンCが豊富に含まれているのは、皆さんご存知だと思います。ビタミンCはアルコールを分解し、肝機能を高める効果があるので、お酒をたくさん飲んだ次の日の朝などは、レモン水を飲んでみてはいかがでしょうか。そして、漢方・生薬の世界でもレモンは活用されています!11Jan2019漢方冬の養生痛散湯漢方入門漢方薬・生薬食養生体養生心の養生
【お正月の暴飲暴食で疲れた胃を労わりましょう】新年明けましておめでとうございます。また、年末の投稿には新年のごあいさつのコメントも数多くいただき、誠にありがとうございました。お正月の三が日も終わり、そろそろ日常の生活に戻り始めた方も多いのではないでしょうか。ただ、なかなか戻らないのがお正月においしいものをたくさん食べて、飲んで疲れてしまった胃の調子です。08Jan2019漢方冬の養生養生食養生
【お屠蘇(とそ)ってどんなもの?】今年もあと数日を残すばかりになりました。新しい年に向けての準備で忙しいかと思いますが、やり残したことがないようにしたいですね(^^)さて今回はもうすぐお正月ということで、お正月にまつわる話からお屠蘇(とそ)について紹介したいと思います。 お屠蘇といえば、元旦の朝に飲むお酒という印象が強いかと思います。実はお屠蘇とは、5~10種類の生薬がブレンドされた「屠蘇散(とそさん)」を日本酒やみりんに漬け込んで作られた薬草酒なんです!平安時代に中国(唐)から伝わったといわれており、宮中行事のひとつだったのが江戸時代に庶民にも広がっていったそうです。 お屠蘇は「邪気を屠(ほふ)り心身を蘇らせる」が語源と言われています。お屠蘇を飲むと1年間病気にか...25Dec2018漢方冬の養生養生漢方薬・生薬食養生心の養生
【冬至におすすめ!縁担ぎレシピ】早いものでもう12月も後半となり、すっかり日が短くなりましたね。今年は12月22日(火)が冬至です。冬至は、1年の内で1番日が出ている時間が短く、夜が長い日として有名ですよね。ところで、冬至には「春の七草」のように「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれる7つの食材があることをご存じでしたか?今回は、「冬至の七種」の食材の性質や効果と、それらを気軽に取り入れられるおすすめレシピをご紹介します(^^)!冬至といえば、かぼちゃを食べることで有名ですが、実はかぼちゃも「冬至の七種」の1つなのです。かぼちゃのことを「なんきん」とも言いますが、昔から「ん」のつく食べ物を食べると「運」を呼び込めると考えられています。その中でも、「ん」が2つつく食材で...18Dec2018漢方冬の養生養生食養生
【ここでお酒と漢方の小噺をひとつ・・・】こんばんは。本日は、一風変わった口調でお届けいたします。なぜって?それは最後まで読んでのお楽しみ。さて、今まさに忘年会シーズンでございます。そんな忘年会に欠かせないのが“お酒”でございましょう。飲むもよし、料理にもよしのお酒でございますが、おっとこんなところにも漢方の知恵が。今回は、お酒にまつわる小噺をひとつ、ご紹介。 “お酒”と一括りに申しましても、日本酒、焼酎、ビール、ワインとまさに多種多様。それぞれ味も違えば香りも違う。その顔の数だけ、料理も違った顔を覗かせます。例えば、日本酒を使う“あさりの酒蒸し”。白ワインを使う“鮭ときのこのホイル焼き”。肉料理の最後に“フランベ”、これはブランデーやラム酒を使います。これらはただお酒を足...11Dec2018漢方冬の養生養生漢方入門漢方薬・生薬食養生心の養生