【「血」の巡りを促し、寒邪を払いましょう】

冬は冷えを呼ぶ「寒邪(かんじゃ)」の影響を受ける時季です。「寒邪」がもたらす冷えが体に入ると、血流の流れや働きに関わる「血」が滞り、「気・血・水」のバランスが乱れ、様々な不調が現れやすくなります。

この時季は特に「血」を補うことが大切です。

すぐに冷え対策と養生を取り入れて、寒邪に負けない体づくりをはじめましょう。

漢方では、日常的に食べている食材にも体の不調を整える働きがあるとする「医食同源」という考え方があります。

体が冷えることで「血」が滞るこの時季に積極的に取り入れたいのは、黒豆や黒ゴマ、きくらげといった「黒い色」の食材です。

黒色に多く含まれるポリフェノールの一種アントシアニンは、手足が冷えやすい方にお勧めです。

また、生姜などの体を温める食材を組み合わせると、より効果的です。

この時季は「燥躁邪(そうじゃ)」の影響もあるので、お鍋料理でお部屋の湿度を高めるのも効果的ですね。


お勧めは、参鶏湯(サムゲタン)風お鍋です。参鶏湯は韓国料理の1つで、生姜を使ったスープが特徴です。鶏肉と一緒に、黒豆やきくらげを入れていただきましょう。

片栗粉などの餡のとろみをつければ、具材の保温効果が高く、さらに食べた後もこの保温効果は持続するので、内側から体を温めてくれます。


いつもの料理に一工夫加えて、日ごろから体づくりをしていきましょう!

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。