【明日3月3日はひな祭りですね!】

3月3日は、ひな祭りです。

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う行事として知られていますが、昔は厄払いや邪気払いの行事として、男女共通の催しごとだったそうです。

ひな祭りのときに食べられている行事食といえば「ちらし寿司」「ハマグリのお吸い物」「ひなあられ」などがあります。今回はこれらの行事食について、ご紹介したいと思います。

● ちらし寿司

ちらし寿司は、よくお祝い事のときに食べる機会の多いメニューですね。酢飯に使う米酢は、少し温める性質を持つので、まだまだ寒さのある3月初めのこの時期には、いい調味料です。また、春の時期になると「気」の変調が起こりやすく、イライラやのぼせなどが生じるといわれており、これを収めてくれます。具材として使われる「えび」も温める性質がありますし、錦糸卵として使われる卵には、「安五臓(あんごぞう)」といわれる五臓の機能を高める性質があるので、気温や気候の変化で体調を崩しやすいときにはぴったりです。また、一緒に加えたりするレンコンは胃腸を丈夫にしてくれるので、同じくこの時期にはいい食材です。


● はまぐりのお吸い物

はまぐりは、対となっている左右の貝殻でないとぴったりとかみ合わないと言われています。例え同じ大きさであっても、対となっていなければかみ合わないということで、夫婦仲良く、一生ひとりの人と共に過ごせるようにという願いが込められているそうです。薬膳の考え方では、はまぐりは、五臓のひとつである「肝」の機能を高めてくれる性質を持ちます。春は、「肝」が弱りやすい状態なので、この時期にいい食材です。ただ、冷やす性質も持っているので、あまり食べ過ぎないようにしましょう。


● ひなあられ

ひなあられは、地域によって異なりますが、色がついていて、見ていてもかわいらしいですね。原料となっているのは米ですが、関東のあられでは「うるち米」、関西のあられでは、「もち米」が使われています。いずれも「補中益気(ほちゅうえっき)」という胃腸を丈夫にする性質を持っていますが、もち米はうるち米に比べ、温める性質も持っています。


 もうすぐ春です。この時期は気温が上がったり、急に寒くなったりと温度の調節が難しいですし、春の風も吹き、花粉症など、この時期特有の症状も出やすい時期でもあります。身体に気を付けてお過ごしください(*´▽`*)

おうち漢方

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