お天気痛と漢方の関係

「お天気痛」、聞いたことはありますか?例えば、梅雨時期や雨の前日、台風が近づいてきているときなどに、頭痛がしたり古傷がうずいたり・・・、多くの方が経験しているのではないでしょうか。このお天気痛、周りからは「気のせいだよ」などと言われてしまったりすることもありますが、実はこれは、実際にあることなんです。このお天気痛の原因のひとつに気圧の変化があると言われています。

ある実験では、気圧が変化すると、自律神経の乱れが生じるという結果が出ています。自律神経には体を活発にさせるような働きのある「交感神経」、体をリラックスの方向に働かせる「副交感神経」がありますが、気圧の変化は、交感神経に影響を及ぼすと言われています。交感神経が興奮状態になり痛みに関わる神経を刺激し、痛みを生じさせる、というわけなんです。その他にも、耳の奥(内耳)にある気圧センサーが働くことで痛みを生じさせたり、外部の気圧の変化から関節が膨張することで痛みが生じると言われており、「お天気痛」にはさまざまな要素があります。

漢方の考え方「気(き)、血(けつ)、水(すい)」で考えると、自律神経が関係しているのは、「気」の部分です。そのため、お天気痛は漢方的には「気」が影響していると考えられます。つまり「気」のせいです。

そう考えると、周りから言われる「気のせいだよ」も漢方の解釈で考えると言葉としては、合っているのかもしれませんねヾ(´エ`。)。


おうち漢方

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